脱ステ7ヶ月と24日目、ステロイド軟膏は脂溶性なので油の視点から考えてみた。

この前は「脱ステ7ヶ月と22日目、大型店の中をひたすらウォーキング。」の記事を書きました。

 

今日で脱ステ7ヶ月と24日目になります。なぜここ最近から脱ステについて書き始めたのかというと、2月あたりからやっとパソコンをさわる元気が戻ってきたからです。3月に入ってから文章を書く元気が少しずつ付いてきました。もちろん全回復まではまだまだかかりますが。裏を返せば、2月に入るまではパソコンを触る元気もなかったという事です。基本的には何をするにしても楽しくないし、やる気が出ない。それはなぜかというと、肌がガサガサしたりゴワゴワしたりして常に痛みがついて回るから、本来なら楽しい事が目の前にあったとしても、ほとんど楽しめない状況なのです。伝わりますかね??

 

今でも肌の痛みはある事はあるのですが、日を追うごとに少しずつではありますが、柔らいできているという感じです。ちなみに肌の痛みというのは、状態によって段々にありますが、僕がよく表現するのは、肌がヒリヒリするという感覚が一番多いですね。そして肌がガサガサあるいはゴワゴワしている場所は、掻いていない時はまだ良いのですが、一度むず痒くなって、肌を掻いてしまうと、落屑がはげ落ちてヒリヒリとした痛みがやってきます。

 

ヒリヒリとした痛みならしばらく放っておけば、治まる事もあるのですが、ヒリヒリよりも上の痛みの場合は、なんというか常に何かに噛まれているような感覚があります。表現が正しいか分かりませんが、海に泳ぎに行った時にクラゲに噛まれた事ってありますかね?僕が感じるヒリヒリよりも上の痛みは、あのクラゲに噛まれた時のような痛みが常に付きまとっている感じがします。(クラゲに噛まれたのはもう10年以上前なので、記憶が曖昧ですが多分合ってます)

 

それは例え皮膚を掻いていない状態だとしても、赤みがあったりゴワゴワしたりする部分などは、そのクラゲに噛まれているような痛みを感じます。おそらくそれが、今までに塗ってきたステロイドが皮膚に沈殿して、血管壁にこびりついて長い時間を経て変性した、酸化コレステロールだと思われます。別名「過酸化脂質」ですね。脱ステロイドというのは、まさにこの「酸化コレステロール」を体の中から外に排出していく作業になります。

 

今でこそ自分は脱ステ開始から、7ヶ月以上経ったからこうしてパソコンで記事を書く事もできるようになりましたが、最初の3~4ヶ月は特に地獄でしたよ。8月の最初らへんにステロイドを塗るのを止めてから、数日経ってからだんだんと皮膚に異変が起きてくるのです。あまり思い出したくもないですが(笑)、記憶に残っているのは、首回りの皮膚が硬くなってきて左右上下に動かす事すら困難になってきた事です。いま考えたらまじでヤバい状況だったなと思います。脱ステロイドを始めると、それまでに塗ってきた体の部分の皮膚が硬くなってきたり、赤くなってきたりして、炎症を起こすんですよ。

 

この炎症を起こすという事自体は、体の中の免疫が体内の異物に反応して一生懸命やっつけたり、外に排出しようとしている証拠です。首の皮膚が硬くなってきているのに、気づいてから「これはやばい!」と思って、引っ張られる痛みをこらえながら、無理やりにでも首を左右上下に動かしてました。何度も何度も無理やり動かしてたら、痛いけどちょっとだけ慣れてくるんですね。(数日間は耐えましたけど…。)

 

そして、硬くなってきた皮膚というのは、一つ特徴があって水にぬらしたり、お湯で濡らして温めたりすると、その時は柔かくなります。その時は柔かくなるので、お風呂に入ったりしている時は、「あー皮膚が元に戻った!やったー!」と思うのですが、お風呂から上がった後に、体全身を拭いてから、乾いた状態になると、また皮膚は硬くなってきます。

 

これは本当に地獄でしたね。。首回りだけではありません。他にも指回りやひじ回り、ひざ回りなども脱ステを始めてからしばらくしてから皮膚が硬くなってきた時期がありました。一つだけ不幸中の幸いだったのは、どういう訳か全ての場所が同じタイミングで硬くなる事はなかったという事ですかね。たまたまなのか分かりませんが、少しずつ時期をずらしてそれぞれの部位が炎症を起こし始めました。同じタイミングで全ての場所が硬くなってたら、もう絶望的な状態でしたね。

 

ここで勘が良い人は、気づいたと思われますが、硬くなった皮膚が水にぬらしたり、お湯で温めたりする時だけは、柔かくなって、乾いたり常温に戻るとまた硬くなるという現象を聞いたら、ある事を想像しませんか?そうです、「油」です。特に飽和脂肪酸という奴ですかね。脂と書くのか油と書くのかモノによって変わるかもしれませんが、油には大きく分けて、常温で固まる性質のものと、常温でも固まらない性質の2種類がありますよね。

 

常温でも固まらない油を不飽和脂肪酸と言いますね。例えば、サラダ油などのオメガ6系、オリーブオイル(オメガ9系)、魚の油や亜麻仁油やエゴマ油などのオメガ3系などがあります。常温で固まる油を飽和脂肪酸といいます。例えば、肉・卵・牛乳・チーズ・バターなどの動物性脂肪、チョコレートやココナッツミルク、パーム油などに、多く含まれます。

 

内服薬のタイプに関しては僕は分からないですが、皮膚科で出されるステロイドの軟膏やクリームなどは、いずれにしても脂溶性のモノになりますよね。そしてこの脂溶性というのは、読んで字のごとく脂(あぶら)ですよね。軟膏やクリームなどのステロイドの塗り薬は、基本的に脂溶性のモノです。というか全ての軟膏やクリームが脂溶性のような気もしますが、それはさておき。ここでさっきの油の種類について、もう一度考えてみたいと思います。それは飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸です。飽和脂肪酸は常温で固まる油に対して、不飽和脂肪酸は常温でも固まらない油。

 

ここから先は、個人的な解釈になるのですが、ステロイドの軟膏やクリームなどは脂溶性の塗り薬ですが、先ほどの油の種類で考えるとこれは明らかに、常温で固まるタイプの油(脂?)になるので、飽和か不飽和でいえば、飽和脂肪酸の方に入りますよね。もちろんステロイドの塗り薬は食べ物ではないので、こういった表現は正式ではないのかもしれませんが、常温で固まるという性質である事に変わりはないと思います。という事は!今までに塗ってきた、ステロイドが体の中に残っている限り、これは飽和脂肪酸タイプの油が血管壁にこびりついている事と同じじゃないか!と考えたわけです。(くり返しておきますが、これは個人的な解釈です)

 

あくまでシンプルな考え方ではありますが、この考え方に当てはめていくと、つじつまが合うのです。脱ステをはじめてから数日経つと、なぜ、これまで多く塗ってきた皮膚の部分が硬くなってくるか?という現象も納得が行くじゃないですか。僕は医者でも栄養士でもないので、医学的な知識や見解はないですが、自分の体を通して身を持って体験したので、これはほぼ間違いないと思います。ステロイドという脂溶性でかつ飽和脂肪酸タイプの軟膏やクリームを長い期間皮膚に塗り続ける。(例えば3年以上)

 

するとそれが皮膚に沈殿して血管壁に残るようになる。長い間、血管壁に残ったステロイドは悪玉コレステロールから酸化コレステロールに変わる(活性酸素と結びついて)。ステロイド使用期間が長ければ長いほど、血管壁にたまる酸化コレステロールの量が増える。それによって、体の免疫力が低下したり、ステロイドの効き目自体が落ちてきたり、体がストレスを感じやすくなってきたりする。ステロイドを止めると、今度はさまざまな副作用に苦しむようになる。という流れですね。(実際に自分が体験しました。)

 

話が少し逸れましたが、さっきのステロイドは脂溶性かつ飽和脂肪酸タイプのモノ。という事から考えると、ステロイドを塗り続けてきた皮膚の部分が、止めた数日後から硬くなってくるのも何となく納得がいきますよね。はっきり言って、ステロイドは塗った時だけはアトピーなどの皮膚の状態が良くなったように見えるけど、薬を止めたらまた症状が悪化してくるので、全然、根本的治療になるような薬ではないと思います。むしろ使用を続ければ続けるほど、どんどん効き目も低下するし、皮膚にとって悪いモノが溜まっていくし、止めたら色々な副作用で苦しむようになるし、良い事なんてほとんど無いなと思います。

 

強いていうなら、ステロイドを使うのは、大やけどを負った人や重度のアトピー状態の人など、命にかかわる状態の人だけに絞られると思います。一時的には良くなる事は間違いないので、1回目のステロイド使用からいかに、少ない使用回数の内に、食事・運動・睡眠・ストレス解消などを通して、その患者本人の免疫力で体を回復させるかが大事なことです。

 

ですから使わないで済むのなら絶対に使わない方が良いと断言できます。僕なんて約5年間使用してきましたからね。最後の方はかなり少ない量で塗っていましたが、それでも体内に溜まった酸化コレステロールの量はかなり多かったんじゃないかなと思います。今でこそ、気分的にはかなり楽になりましたが、それでもまだ、ひじ回りやひざ回りはゴワゴワするので、体感的には20~30%くらいは残っているんじゃないかと思います。僕が読んだ脱ステロイドの本「アトピー治療革命」(藤澤 重樹 [著])には、大体今までにステロイドを使用してきた期間の10~30%くらいは回復までにかかると書かれていました。

 

自分の場合でいうと5年間の10%が6ヶ月間、30%が18ヶ月間、なので脱ステロイドにかかる期間はおよそ半年から1年半かかるという計算になります。長いと言えば長いですが、このように数字で大体のデータが出るというだけでも希望が湧いてきますよね。自分は今の時点で7ヶ月半を過ぎたので、もう6ヶ月間は過ぎていますが、確かに良くなってきている事は確かなので、この脱ステにかかる期間のデータは合っているような気がします。この7ヵ月半の間に色々な辛い体験や新しい発見もしたので、そういった事も書ける時に書いていこうと思います。ありがとうございました。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました